コトバではないエネルギー3
4月7日
夜中2時半に目が覚めて、急かされる様にペンと紙を持って机に向かった。4ページを夢中で書き留めて、書き終えて時計を見ると朝6時だった。ホッチキスで綴じた表紙には”セルフヒーリングの手引書”と書いてあった。内容は自らの身体を再生するためのマッサージや呼吸法についてだった。
眠気でボーッとしながらKちゃんの顔が浮かんで『お互いに気になっている事を深めて自分の中で消化させる学びの時だ。』って聞こえてきたので彼女にメールすると「それはチャネリングってやつだね。」と返信がきた。そうか、これがチャネリングっていうのか!
そこからまるでジェットコースターの様な日々が展開していったのです。
ヨグゥさんはとても喋るのが好きで、何でも聞いてくれ、何でも教えたる!ぐらいの勢いでずっと頭ん中でお喋りが続いている。私が思い付く事に対してヨグゥさんが喋る、それを私が相槌を打ちながら聞く。頭の中がめちゃくちゃ賑やかだ。
しかしその夜、寝ている時に頭上で白い光のレーザーみたいなのが何度かシュッと光った気がした。Kちゃんについているクリスっていう龍みたいだった。ヨグゥさんはいなくなった訳ではないが静かになった。
『クリス、昔からの苦手なんだよ。あいつシュッとしてるし、オレにもっと美しくしろとか言うんだぜ。』と小さなつぶやきが聞こえてきた。それからヨグゥさんは本当に静かになったので、それまでたまっていた制作の仕事を進めていった。
コトバではないエネルギー2
テンポ良く軽快に話すKちゃん、それをボーッと聞く私。喋り終えてこちらを向いて「わかる〜?」とKちゃん。
「なんかわからんけど、自己紹介してる感じかな?」と私。
「そっか、じゃあテルちゃんに向けて喋るわ。」と言って私の方を向いて話し出したKちゃん。明らかにさっきとはテンポが違う。それでもって頭の中に浮かんでくるのは、久しぶりに会う近所のおじさんが話かけてくる様な感じだった。
イメージを言葉にすると『まあ、えらい(すごく)久しぶり。あんたら2人でこれからやる事があるで、よろしくな〜。』って感じだった。なんだかとても嬉しくて、気がつくと目に涙が溜まっていた。「大丈夫、心配することは何ひとつない。」と聞こえてくる。
そういえば・・河原で瞑想していた時、木々の向こうに大きなスペースシップみたいなのが出てきて、白く輝く人みたいなものが見えた気がしたなぁ・・そんな事を考えていたら『カッコ良かっただろう、いっぺんああゆうのやってみたかったんだ〜』って聞こえてきて・・笑ってる。めっちゃ陽気だ・・。
その方の名前はヨグゥさんというんだそうだ。『ヨグじゃないよ、ヨグゥだよ〜』と、とにかく明るい。